ちゃらんぽらん日記

日々のあれこれ

浮かんでは消えていくことごと

私は自分の中にある何かを揺さぶってほしくて本を読むのかもしれない。それは畢竟、書きたいから読むということなのかもしれない。 夕方、JAから中学校の裏を抜けてスーパーへと車で差し掛かったとき、いつもの風景に奥行があると気づいた。私は普段、平面的…

寂しいとき

息子が寝た。やっとひとりの時間がやってきた。なのになんだかぐらぐらするくらい寂しくて、寝ている息子をおぶって人のいる場所へ行きたいくらいだった。でもこういうときにそうしても満たされないことは経験的に知っている。だいたい寂しいときは手持ちぶ…

惜しい

先日、隣の市にあるカフェで行われたとある陶芸家さんの個展に行ってきた。そこでnui projectの本をみんなで見ているときにその陶芸家さんが「nui projectの作品がとても美しくて色彩が迫ってくるようで、はじめて見た日は目に焼きついてなかなか眠れなかっ…

私の生き方

私は今30歳だ。自分は何者かになるのではないことを知っているし、何者にもなれない自分を引き受けて生きていくこともまた恐らく楽しいことであることにすでに気づいている。 目の前の道をゆき、それが自分は心地よいのか、大事にしたいことや好きなことを大…

マッサージの効能

現在、離婚に向けて夫と別居中です。離婚についてはそのうちゆっくり書きたいと思います。離婚には結婚の何倍ものエネルギーを使う、とはよく聞く話ですが、まさにその通りだと実感しています。 別居して20日以上が経った一昨日、心身が限界を迎え、ツイッタ…

子どもの不安を取り除くためにできること

ただいま外泊中です。この間、『子育てをしながら入院するということ』という記事を書きました。 子育てをしながら入院するということ - ちゃらんぽらん日記 読み返すと、なんだか寂しくなります。もっと息子の気持ちを考えたら?と。もちろん考えていなかっ…

私が自己啓発本を読むようになった経緯と読んでみての感想

私は20代の頃、自己啓発本を忌み嫌い遠ざけていました。自己啓発本を読む人を鼻で笑うような傾向もある嫌なやつでした。しかし今、自己啓発本を読むようになってみて、それは浅はかだったなと思っています。私は10代であった大学生の頃、お金の管理がとても…

子育てをしながら入院するということ

半月ほど前から持病が悪化し、少し前から入院しています。 入院生活は快適です。今のところひとり部屋で、窓の外にすっくと立つ木や壁に伝うツタの葉が風にそよぐ姿に元気をもらっています。食事は美味しいし、看護師たちも過干渉ではなくありがたい環境で療…

押入れをプチ改造してクローゼットにしてみた。

家事日和です。 今日は朝からリビングのカーテンを洗濯し、トイレ掃除をしてホームセンターへ行ってきました。いろいろ買ったのですがまずはこちら。 ステンレスポールにジョイント、ねじ釘です。金づちはもともと家にありました。これらを使って押入れをプ…

健診で引っかかっても落ち込むのはまだ早いかもしれないという話

先日、1才6ヶ月児健診に行ってきました。 1才6ヶ月児健診に行ってきた - ちゃらんぽらん日記それを受けて息子が通う保育園に行って担任の先生とお話してきました。連絡帳に健診の結果を書き、気がかりだったので電話をしてみると、良かったらお昼寝の時…

夢を目標に変える方法

『お金持ちになった人が貧乏な頃からやっていること』という本を読みました。お金持ちになった人が貧乏な頃からやっていること作者: 田口智隆出版社/メーカー: フォレスト出版発売日: 2015/10/08メディア: 単行本この商品を含むブログを見る読んでよかったで…

0才児が好きな絵本

息子に望むことのひとつとして、本を読む人になってほしいというものがあります。それは、私が本を好きだからだし、本に助けられてきたからだし、本を読むことで得たものが多くあるからだし、これからも得るものが多くあるだろうからだし、息子にもそういう…

1才6ヶ月児健診に行ってきた

市が主催する1才6ヶ月児健診に行ってきたので備忘録として書く。 身体計測 身長と体重をはかる。母親から離れたくなくて、体重計に乗らずに暴れ泣いている子もいたが、息子はご機嫌に計測されていたので一安心。身長75.8cm、体重8.85kgだった。小柄だが、…

イデコ(個人型確定拠出年金)についてまとめてみた②

先ほどこちらの記事を書きました。 charanporan42.hatenablog.com 加入前に知っておくべきことについてですね。今回は実際の加入編を書きたいと思います。 金融機関を選ぶ 資産運用方法 について書きますね~。 1.金融機関を選ぶ イデコに加入するための金…

イデコ(個人型確定拠出年金)についてまとめてみた①

イデコ(個人型確定拠出年金)について書きます。私(正確には私の夫)が加入するために色々調べたことをまとめておきたいのと、イデコに興味はあるもののいまいちよく分からないという友人のために書きます。 まずはイデコに関して加入前に知っておくべきこ…

悩むときこそ合理的に考える

生きていれば嬉しいこともあるし辛いこともある。誰も悪くないのに誰かが深く傷ついてしまうこともある。いろんなことに疲れたとき、沈んで沈んで底の方でじっとしていれば、また力のわいてくるときがやってくる。大切なことは、物事を悲観的に考えないこと…

雑感

前回の更新から本当に色々なことがあった。大分への旅行、そこで出会った1冊の本、とある求人との出会い、転職を画策した(ている)こと、夫との度重なる話し合い、両親を交えての話し合い…。 この2週間ほどで本当に色々なことがあって、色々なことを調べ…

目標

入社して4年目になるが、自分が10年後どんな社員になっていたいかという目標がようやくできた。私は今まで総務・経理・人事・勤労業務の補佐を行ってきたが、今後は人事・勤労業務を主に行うことになった。何でもそうだが、仕事を行うにはその土台となる幅…

つぶやき

土曜日に子どもを保育園に預けたり、病児保育を利用したりすると、子どもが可哀想だと言われることがあるのだけど、そうなのかしら。そう思う人が大勢いたとしても、一概にはそうは言えないと私は思うし、私個人としてはそういうのにいちいち構っていられな…

宮本輝『錦繍』を読んで

久しぶりに小説を読んだ。会社の幹部が学生の頃に卒論のテーマとして選んだ小説だと紹介してくれたものが、たまたま本棚にあったのでこの3連休で読んでみた。以下、感想を書く。 読み終えて『錦繍』というタイトルから感じるものは、冒頭の蔵王の、また終盤…

保険の話

今回、火災保険の見直しに伴い、生命保険とがん保険にも入ることにした。その際に参考にした本やホームページについてまとめておく。 1.どの保険に優先的に加入するか 保険を考えるときに、自分が何に備えたいのか明確にし、優先順位をつけることが重要だ…

夫と息子には理不尽な経験をしてほしいねと話したことについて

1.夫の体験について 昨夜夫が突然、「理不尽な経験って大事だよね」と言い出した。夫は中学から大学まで陸上をしていたのだが、そのための寮生活で散々理不尽な経験をしたらしい。私も運動部を少し経験しているので特に先輩後輩関係の理不尽さは想像がつく…

息子を保育園に預けてみて感じること

息子が保育園に行き出してひと月が経ちました。最初の1週間こそ毎朝泣いたものの、今ではすっかり慣れて、お迎えに行くと心底うれしそうな幸せそうな顔をして保育士さんに抱かれているので、私は心から安心しています。 この1ヶ月と少しの間、私は保育園の…

保育園準備

今年の1月から息子は保育園へ通い始めました。そのために準備したものをまとめておこうと思います。 保育園から渡された準備物リスト(0歳児) おむつ:8枚(紙おむつ、名前記入) 下着(肌着):3枚(半そで、ランニング) 上着、Tシャツ、トレーナー…

家族・夫婦のあり方

うちの夫婦や家族のあり方について、前にスイセイが言っていた。それは「ドミトリー」という感じだと。言えてるなーと最近よく思う。ドミトリーというのは、安宿の相部屋のこと。何人かの旅行者で同じ部屋をシェアすることだ。それぞれは自分の日々を過ごし…

のろまに見えても真面目にやる

同じ仕事の時間を過ごすのでも、いいかげんに器用にやってしまうのと、のろまに見えても真面目にやるのとでは、得るものの中身がうんとちがう。その時はたいして気がつかなくてやりすごせても、後々、身についてくるものは雲泥の差っていう気がする。私は、…

どういう本が好きかよりもどのような思いでその本を読んでいるかが知りたいと思うことについて。

ひと口に本好きと言っても本好きには色々ある。 私が好む読書に対する姿勢とは、たとえば自らの幼さを知った上でもがき、その苦しさをどうにかしたくてその糸口を本に求めるようなものだ。人によってはそんな読書の仕方は反吐が出るという人もいるだろうけど…

なんとなく

ずっと放置していたのでなんとなく更新。 あとひと月ほどで2016年が終わる。10月末ごろから怠惰に日々を過ごしてしまった。生活態度はすぐに精神状態に反映される。料理をしなくなり、本を読まなくなったと思ったらすぐに不調がやってくる。逆もまた然り。残…

倉敷

ふとしたきっかけで、3年前に倉敷へひとり旅をしたことを思い出した。当時はまだ25才、定職に就いていずただただ自分に自信がなくて、手に職をつけたいと考えていた。倉敷へ行ったのもその手がかりを得るためだったのだけど、その旅でその考えを捨て、同…

原点に返る

素敵な人に会った。その人とお話して、改めて自分の職業ややりたいことについて考えた。その結果決断し選択したものが二つある。 一つは、私と夫は当分家は賃貸で構わないということだ。これは夫とも話し合って決めた。私も夫も今の職業に満足していない。だ…