ちゃらんぽらん日記

日々のあれこれ

2016/1/11*35週1日 胎動の喜び、他つれづれ

 目が覚めると少し経って胎動が始まった。胎児とほぼ同じタイミングで目が覚めたのかなと嬉しくなる。「おはよう」と腹をなでながら話しかけてみる。最近になってようやく胎動の愛しさが分かるようになった。他の妊婦の影響で腹の胎児に話しかけるようになってから感じるようになった感情だ。人よりだいぶ遅いだろうけど、これはとても喜ばしいことだ。妊娠後期になり体がしんどいばかりで、「妊娠飽きた」とまで口走っていた私だが、ようやく残り少ない妊娠期間を楽しもうという心もちになってきた。8ヶ月の頃ほどダイナミックな胎動はもうないけど、最後まで小さな動きは感じられるらしいので、ひとつひとつの胎動を感じながらたくさん話しかけていきたい。

 3日前は妊婦健診だった。胎児は2500gまで成長、私の体重も3週間で4キロも増えていた…。当然、体重制限の注意を受ける。貧血もあるようで、鉄剤と胃薬を処方された。次回の健診は2週間後で、そのときには36週だ。次回からNSTをするらしい。いよいよ出産間近なのだな。

 新年から産休に入った。暇だ。思った以上に時間があるので、産休中にしたいことを再度書き出してみた。10件以上あって、スケジュール化してみると結構充実した産休を送れそうだ。昨日はその中の一つでもある、ベビー服の水通しをした。買ったときもベビー服の小ささ、可愛さに悶えたものだが、洗って物干し竿に干してみると、愛しさがこみ上げてくる。小さい服の数々が風にパタパタと揺れる様子は、見ていて飽きないものだ。

 もう一つ、産休に入って思うのは、ようやくのんびりできるということ。産休前、私がしんどいときには胎児も同じようにしんどかったはずだと思うと、胎児にも心からお疲れ様と言ってあげたい。そう思うと、8ヶ月になって思うように頑張れなくなったのは、一種の防衛本能ではなかろうか。短時間勤務にしたことで、胎児への負担を少しでも軽減できていたならいい。これまでは仕事を継続することに一生懸命で、腹の中の胎児をあまり労ってあげられず、申し訳なく思う。その分、せめて産休中は思いきり労ってあげたい。