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ちゃらんぽらん日記

日々のあれこれ

どういう本が好きかよりもどのような思いでその本を読んでいるかが知りたいと思うことについて。

読書

  ひと口に本好きと言っても本好きには色々ある。 私が好む読書に対する姿勢とは、たとえば自らの幼さを知った上でもがき、その苦しさをどうにかしたくてその糸口を本に求めるようなものだ。人によってはそんな読書の仕方は反吐が出るという人もいるだろうけど、私自身がひとつにはそういう態度で読書しているし、同じような人を好ましいと思ってしまう。 博識になりたい賢くなりたいと思って本を読む人もいるだろう。もちろん私の中にもそういう下心があることは否定しない。しかし何か自分の中に確固とした強い動機のないまま、ただ漠然と本を読んでいる自分を周りに見せることで或いはどのような本を好むのかアピールすることで自分を実際より博識に賢く見せたがる人は苦手だ。そういう下心には敏感だ。もちろん私にもそういう経験が全くないとは言えないが。 ただ単に知識をひけらかすことで自分の体面を保とうとする人はものすごく苦手だ。では私の心から尊敬する博識だと思う人とそういう人と何が違うと私が感じるのか考えてみたところ、抽象的なことになってしまうが、愛情があるか否かだと私は思った。他者に対する大きな大きな愛情。しかしそんな人は恐らく滅多にいない。そこまでいかずとも、前述のように自らの幼さに悶え苦しむ経験をしたことがある人は好ましい。私にとって。それに尽きるのだけど。