ちゃらんぽらん日記

日々のあれこれ

浮かんでは消えていくことごと

 私は自分の中にある何かを揺さぶってほしくて本を読むのかもしれない。それは畢竟、書きたいから読むということなのかもしれない。

 夕方、JAから中学校の裏を抜けてスーパーへと車で差し掛かったとき、いつもの風景に奥行があると気づいた。私は普段、平面的に切り取って目の前の風景を見ていたのだ。そこにあるのはまぎれもなく立体空間なのに。

 とりあえずご飯を食べる。とりあえず眠る。とりあえず皿を洗う。そのようにして健全な生活は保たれていく。