ちゃらんぽらん日記

日々のあれこれ

もっともっと甘やかそう

 息子は2歳も目前になり、イヤイヤが増えてきました。自分の思い通りにならないと駄々をこねることが多いです。そんな息子の欲求に寄り添いたい気持ちがありながら、そういつもはできないことにいつしか私は悩むようになりました。息子には、自己肯定できる人になってほしい。人より自己肯定感が低い私だからこそ強くそう願います。でもだからこそ自分に息子をそんな風に導けるのか自信がありません。これが、私が育児書を読むようになった理由です。

かわいがり子育て―3歳までは思いっきり甘えさせなさい

かわいがり子育て―3歳までは思いっきり甘えさせなさい

 

  そんな私のような親に、この本の著者は、子どもを思い切り甘やかそう、かわいがろうと書きます。愛情に与えすぎはなく、子どもの「こうしたい」という願いに応えることが大事だと。

 では、甘やかすとは具体的にどういうことを言うのかが書かれているのですが、その中で私が最もむずかしくしかし大事だと思ったことは「待つ」ことです。親の意図することと異なることを子どもがしたいと願っていたら、それが終わるまで待つ。子どもの気持ちが落ち着くまで待つ。

 「待つ」ことは「放っておく」こととは違います。正直なところを告白しますと、私はこれをやってしまっていました。息子が駄々をこねていて私に余裕がないとき、「ママは知らないよ」と子どもが自分で泣き止むまで放っておく。しかし、子どもにとって、突き放されることはおどされていることと同じです。子どもは見捨てられたと感じます。私はこれを読んで心から後悔し、反省しました。

 放っておくのではなく、見守りながら待つ。たとえば、外出する時間なのに子どもがまだテレビを見たいと駄々をこねていたら、「まだこれが見たいんだね」と少し待ってみる。子どもの心が落ち着いたところで「そろそろ行こうか」と声をかけてみる。子どもの「こうしたい」を受け止めて、子どもの心が落ち着くまで見守る。ぜひ、そうしたいと思いました。

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 たくさん甘やかしてかわいがることで、「そのままのあなたが好き」と伝える。そうすることでまさに私が願っている自己肯定できる人に育てることがきっとできるはずです。

 愛情を与え、安心感を与え、息子と毎日楽しく暮らす。息子といっしょに時間を過ごせてうれしい、と表情や態度で伝える。きっとそうできると思います。

 著者は、「育児書は、気に入ったところだけ参考にする」といいと書いていました。今後私もその方針で、気に入ったことはどんどん取り入れて楽しく育児していきたいです。