働きながら好きなことをする
今日は自分がいま行っている仕事について改めて考えてみた。人の役に立つことや考えることはいまの仕事ではできないのか。再度考えてみると、小さなことではあるものの、それなりに人と交わりながら誰かのために仕事をしているのだし、考えながら仕事をできるかどうかは私次第だという気がしてきた。
それから、他の職業に就く可能性も考えてみた。適性であったり年齢であったり、現実的なところで可能性は小さくなっている面があると感じた。ただ、これは現時点での可能性であって、これから先の生き方次第ではまだ見えない可能性だってあるはずだ。
これらを考えた上で強く感じたのは、自分の好きなことや得意なことをしたいという思いだ。それは、学びたい、考えたい、書きたいという何年も持ち続けている思いだ。
では、いまの仕事を続けることと、好きなことをすることは、二者択一なのだろうか。働きながら好きなことをするという選択肢はないのだろうか。そう考えていたら、あるラジオ番組で次のようなことを言っている人がいた。
生活は好きなことだけをするのではなく、色んな責任を果たしたり、困っている人を助けたり、色んなことを含めて生活だ。生活の中に働くことがある、と。
この言葉は至極まっとうに私の心に響いた。新しいことへの挑戦からの逃げではなく、私に与えられた持ち場で果たしていくべき責任もまたあるのではないか。覚悟を決めた上でいまの仕事と向き合えば、新たな景色を見ることができるのではないか。
今日はそんなことを考えた。明日はまたぜんぜん別のことを考えるのかもしれない。焦らずゆっくりじっくり考えていきたい。