ちゃらんぽらん日記

日々のあれこれ

駆け抜けた春、そして夏

春の初め頃に心を決めて、心一つに走ってきたな、と振り返って思います。新しい自分を見たような気もする。楽しかった、きつかった、まぶしかった、ワクワクした、ドキドキした、不安だった、いろんな感情を抱きました。

結果、私は一筋の光を得ることができました。夢を持ってそれを形にしようと動き出したなら、必ず得られるものがあるのだなあと。思いもかけず選択肢が2つもあって、3つや4つにもなったりして、それはありがたいものではあるものの、だからこそ悩み迷いました。だけど、結果、いちばん自分らしい答えが出せたかなあと。

いまはほっとしています。この道を選んだ自分に。無理をし続けることを選ばなかった自分に。やたら前向きに似合わないことをするのではなく、ほがらかに前を見て隣の人と小さく笑って生きていけそうな見通しに。

選択肢の決め手は何だったのだろうか、と振り返ると、いろんなものがあります。息子のこと、ワクワクするということ、いろいろあるけど、結局は「人」だったなあと。この人と一緒にいたい、この人たちと動いてまちを作っていきたい、という思いはどちらの選択肢にもあったけど、それぞれの質は全く違うものでした。結局、私はこのまちの人が好きだったんだ。

会社を辞めて、いろんなまちの人たちと出会いました。いろいろな活動を通していつの間にかまちの人が大好きになってたみたいです。前向きにどん欲に熱く、そういうのも魅力的だけど、労働者のまちで、生活することが中心にあるまちで、それでも文化的なものをあたためて灯火を守るかのように受け継いできた人たち。それに触れることは、ここが私の居場所だなと思うことでもありました。そうか、ここは私のふるさとなんだな。そうか、ここは私のふるさとだったんだな。

方向性が決まったので、これからは、これまで増やしてきた選択肢を一度整理して削ぎ落とす作業をしようと思います。余白を作って、充実したものでまたそこを少しずつ埋めていくような作業です。

生きているってうれしいなあ、好きな人たちと共に生きるって素敵なことだなあ、そんなことを思う朝です。

ちゃらんぽらん日記は私の癒し

 あっという間にひと月が過ぎていました。2月頃からまいてきた種が少しずつ芽吹きはじめたような気がします。その面ではとてもたのしくおもしろい、また一方で慢性的に不調だというアンバランスな日々を送っています。少し疲れがたまっていて、それを完全には解消しきれないまま日々を過ごしてしまっているということなのかもしれません。

 文章書きになる人は、もともと文章を自由に書くのが好きな人が多いと思う。でも職業としての文章書きを目指してしまうと、そこにはいろんな制約が出てきてしまう。その制約の中で、求められることに応える、というのがプロの文章書きだとは思うが、もともと自由に書くのが好きなのだから、ときたま心の赴くままに、どこに気を遣うこともなく、損得を勘定に入れずにただつらつらと書きたくなるときがある。あって然るべきだとも思う。ここは私にとってそういう場所となりつつある。文章書きを夢見つつそんなに文章を書いた経験もなかった私が好きに書いてきた自由な聖域とでも言ってみようか。

 夢が叶いそうなとき、その人は情熱のただなかで興奮にもまれている。一方で悩みも深い。夢が叶うとき、おそらく選択肢はたったひとつではない。チャンスは多方面からやってくる。どの道を選ぶのか、どの道を選ぶのが自分らしいのか、どの道を選ぶのがワクワクするのか、どの道が生きやすいのか。自問自答し悩むことは決して楽なことではない。ありがたいことだとは思う。こんな状況になることをかつて想像していただろうか。いや、想像し期待していたからこそここまで走ってこられたのかもしれないが。

 夢が叶うことは精神的に満ち足りることと必ずしも同意ではない。夢が叶うと家族を大事にし周りの人に感謝できるのか?そうありたいと思う一方で、結局はエゴに満ちた自分に気づいたりもする。私はほんとうには何を望んでいたんだっけ。人生はこの問いのくり返しだ。心の奥の奥底で私が、私自身が何を望んでいるのか。何かの渦に絡め取られずにただシンプルにそれを無視せず生きたいと思う。そう思えば答えは出ているはずなのに、選べないのはなぜだろうか。実現可能性、ということにそんなに早くこだわるべきではないのかもしれない。

 愛する家族と、自分たちでつくったものを食べ、自分たちがつくったものを使って穏やかに日々を過ごす。豊かに余った時間でほんとうにやりたいことをやる。その穏やかで満ち足りた時間こそが、私の理想なのだ。それは明確にはっきりとわかっているのだ。

月曜日は定休日

 おはようございます。先週の月曜日は死んだように疲れていて、たいていいつもそうなのですが、きょうは割と元気です。5月の半ばに行われた保育参観で、保護者向けにメディア依存の話があり、うちの子もテレビを切るとめっちゃ泣くのでテレビを断ってみて1ヶ月。やっぱ無理!と思ってテレビを解禁したところ、息子がテレビを見ている間に私は家事をしたり本を読んだりできるので、テレビは神です。Eテレは最高です!

 先週から息子は手足口病にかかりました。去年も同じくらいの時期にかかったのですが、そのときも今回もとても軽症。手足に少し発疹があるものの熱もなくとっても元気です。とは言え感染症なので人混みへの外出は控えて、きのうは実家と近所の神社に少し出かけたくらいで、家でいっしょにお昼寝をしたり、テレビを見させている間に私は本を読んだりしていたわけです。だからきょうは先週とは違って楽なのです~

 最近、ダイエットをはじめました。「30日間で体重減少」というアプリを使って、朝と寝る前に少しトレーニング&食事を見直しています。食事はいまのところ玄米や玄米パン、野菜スープに蒸し鶏(むね肉)などを食べています。あとはシーフードとか豆とか。いざ食を見直そうとして買い物に行って思ったのですが、ふつうのスーパーには体にいいものはほとんど置いてないのだな~と。食料をどこで手に入れるか、いま一度見直そうと思います。玄米おすすめです。炊き上がるときの香りがとてもいいし、味も食感もいいです。

 きょうはいい天気だ~。午前中は最近ハマっている『深夜食堂』でも見てゆっくり過ごします~

 

月曜日は

 月曜日はげっそりしている。前週の土曜日に保育所が休みだったときには特に。

 今日だって例にもれずげっそりしていた。朝、晴れ間が出たので洗濯物を干した。ぶら下がった洗濯物を引っ張って喜ぶ2歳児をなんとかやり過ごしながら干し終え、保育所へ送迎したときには表情が無になっていた。いや、昨日の午後過ぎから表情は死んでいたのだが。

 私はひとりで子育てをしている。それは私が望んだことだが、たとえ自ら望んだことであってもしんどいものはしんどい。日曜日の午後から月曜日にかけては特にそれを痛感する。

 疲れきった顔で帰宅し、以前に元旦那が勝手に置いていった服(洗濯をしてもらおうという魂胆だったらしい)を処分しようと袋に入れていたら、服からつけまつげが出てきた。特に感情は湧かなかった。

 数ヶ月前だったら怒り狂っていただろう。だけどもう怒るエネルギーさえもったいない。ああやっぱりなという思いが半分、ほんとにそうだったのかよという思いが少し、あとは気持ち悪いとか関わりたくないという思いが以前より少し強くなった感じだ。

 とりあえず、親友に連絡する。前に話した服を処分しようとしたらつけまつげ出てきた、えー無理まじで無理!ほんとにね。なんだか一層げっそりした気がした。

 月曜日は休養の日と決めている。とは言え家事は溜まっている。今日のうちにこなした方がよいそれ以外のタスクもちらほら。とにもかくにも週末息子が荒らしに荒らした部屋を掃除せねばなるまい。息子が引っ張り出した本や雑誌を棚に戻し、引きちぎった絵本を修理もせずに破片をゴミ箱へ捨てる。足の踏み場を作ったら掃除機をかける。バリバリッとゴミを吸い込む音がする。次は皿洗い。後回しにして流しに置いておいた食器類を洗う。麦茶をたき出す。あー疲れた。

 ブログでも書こうかと取り掛かるけれどあまりにも疲れている。そう言えば1件電話をかけなければならなかった。かけるも通じない。2,3回かけても同じなので後でかけるとメールにしたため、スーパーへ買い出しに行く。週に2~3回買い物に行くが、毎回2~3千円で済むのに今日は5千円を超えていた。無意識にストレスを買い物で発散しようとしたのかしら。まあ、どうでもいい。

 帰宅し冷蔵庫に食料を詰め込む。買ってきた袋菓子をつまみながらパソコンに向かう。

 向かっていたはずなのにいつの間にか布団でゴロゴロしている。土に埋もれてしまいたいなあ。ゴロンゴロン。12時をまわり、こうしてもいられぬと1件電話をかけてみる。かけ終わったら、もう今日はゆっくりしようと腹が決まった。

 アマゾンプライムで『続 深夜食堂』を見る。

 

映画 続・深夜食堂 DVD通常版

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最近少し時間ができると少しずつ見ているので途中から見る。なんだか無性に丁寧に暮らしたい気持ちになって、まだ雑然としていた台所を隅々まで片付けてみたりする。音楽が必要だなと思ってCDをかける。あーなんだか元気が出てきた。日記でも書くかいの。ということでいま書いている。そんな月曜日。

弱音

 生まれ育ったこの土地でじぶんを生かす方法を考える、と言ってみたものの、いまは困難ばかりが目に付く。この土地を変えようという気概のある人たちとはなんだか気が合わなそうだし、大きなものがこの土地を支配していることから逃げられそうにない。あの寂れたまち並みが寂れたまま維持してあるのはおそらく大きなものにまかれているのだろうとか、考えるだけで憂鬱になる。この冴えない気分は昨日から降り続く雨のせいもあるのだろうか。こんな日は、愛しそっと側にいてくれる人じゃなく、よく分からないままにじぶんのことを嫌っている人たちのことばかり頭に浮かんで、悲しくてやりきれない。ああ、涙が出そうだ。

 いまは大きなものから距離を置き、とぼとぼと近所の町並みを歩くことにしようか。

 ふるさとと向き合うということ、それはふるさとに生き続けることと等しいのだろうか。移住という方法を取った人たちはふるさととどう向き合い、どうじぶんの中で折り合いをつけてきたのだろう。強く知りたいと思う。

2018GW備忘録

 書くより人と話すのが楽しくてあまり書かなくなってからあっという間に時が過ぎた。書くというのは私にとってアウトプットの一手段で、どうやら私はインプットとアウトプットがたまらなく好きな性質らしい。息子と過ごしたゴールデンウィークをここに記す。

 

◆4月29日(日)昭和の日

 前日に雑貨屋に行ったのだが、その際に取り置きしてもらっていたものを取りに伺う。陶器でできたブローチふたつ。花と鳥。せっかくなので息子にパンも買う。息子は「パン、パン」と嬉しそうにして、車に戻るとさっそく黒糖パンを食べていた。

 帰りに河川敷で行われていた催し物に行く。お目当ては移動図書館。モバイルハウスと言って、軽トラに木で作った小屋を乗せたものに数十冊の絵本などが置いてあった。開け放たれた窓から吹き抜ける風が心地よく、使われている木材(杉)もすべすべで、これを作っている会社はいい宣伝となっただろうなと思った。絵本が大好きな息子は大喜びだった。

 帰りに買いたて付けたてのブローチを引きちぎられていることに気づく。

 昼は自宅で軽く焼肉をして食べる。

 午後からは隣町のマルシェと雑貨屋2件に行く。息子ははらぺこあおむしのクッキーを買ってもらってご機嫌だった。

北陸製菓 はらぺこあおむしビスケット 85g×20袋

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 ◆4月30日(月)振替休日

 宮崎までドライブ。連れ合いがイオンモールに行きたがったので内心渋々ついていく。お昼は杵屋で冷やしうどんを食べる。大盛が無料だったのに並盛にしたのを後悔。冷やし麺はつるつるといくらでも食べてしまう。

 連れ合いがゼビオに行っている間に息子とサーティーワンでアイスを食べる。ダブルが安い日だったので、チョコミントとちょっと変わったチョコレートのダブルにする。息子はお昼にもお子様セットでアイス(いちご)を食べたのにここでもたくさん食べる。

 今日の目玉はブックカフェと古本屋。どちらも本を物色しながら店員さんと楽しく話す。指向するものが似ている人が話すのはとても楽しい。ポートランドに関する本と一般の人たちが書いた文章を集めた本を1冊ずつ買う。ブックカフェで飲んだ台湾茶がおいしかった。どちらもまた行きたい。

グリーンネイバーフッド―米国ポートランドにみる環境先進都市のつくりかたとつかいかた

グリーンネイバーフッド―米国ポートランドにみる環境先進都市のつくりかたとつかいかた

 

  この日息子はハイテンションで車の中でずっとしゃべっていたし、活動的で私はとても大変だった。

 

◆5月3日(木)憲法記念日

 お昼前に思い立ち大分へ。大好きな本屋で本をたくさん買う。駅のショッピングモールはグラニフがいちばん楽しかった。

 

◆5月4日(金)みどりの日

 父親に息子を預け、旧友と隣の市にあるカフェへ。田舎にある古民家を改装したカフェで、ずっと行きたかったところ。ガラス張り、白壁で、解放した扉から古民家を囲む自然が見渡せて、良いところだった。ご飯もおいしい。また行きたい。

 友人は少し前に県の職員に転職した人で、お互いにいろんな自治体のまちづくりに関心があり、たのしい話ができた。

 地元に戻って老舗菓子屋で行われているふたり展へ。さをり織りの壁掛けがすてきだった。スカートが欲しかったけれど、今回はシュシュだけを買う。息子のお土産に鮎やな餅と破れ饅頭を買う。

 

◆5月5日(土)こどもの日

 両親、姉、息子と5人でドライブ。市内の湿原に行く。アメンボがたくさんいた。珍しい植物があり、珍しい鳴き声の鳥もいた。ただ、周囲の山に植わっている木々が伐採されていたのが残念だった。

 海沿いの町でお昼。母はかきあげ丼、父と姉は漬け丼、私はカキフライとおにぎり。息子は待ち時間にひとり弁当を買って食べていたのだが、私のおにぎりをほしがるのであげる。

 帰りに父の絵が展示されている火葬場と駅前の複合施設に寄る。

 帰宅して少し寝、夜は歩いて陸上の大会へ。すぐに帰って寝る。疲れた。

 

◆5月6日(日)

 息子、発熱。

 

 というわけで、今日も体調不良の息子と過ごしています。息子が昼寝から起きたのでこのへんで。

 

「伝える」

 心から尊敬し憧れている女性からありがたくうれしい言葉をもらった。「あなたには『伝える』ことをしてほしい。」と。あなたはいままでつらい思いをしてきたけど、その経験が肥やしになっているねと。それがほかでもないその人からもらった言葉だから心の底からうれしかった。有頂天になるような喜びではなく、じんわりと湧き上がってくるような喜びだった。そして「ぶれないでほしい。」とも言われた。いま持っている信念をそのまま貫いてほしいと。これは彼女からの愛情のこもったエールだと思っている。やりたいこと・好きなことを思いきりする1年にします。