ちゃらんぽらん日記

日々のあれこれ

障害者として生きる

 私は人生の中である一時期、色んなことから逃げていた。その時期があるから、これから先逃げるということはしたくないと思っている。なぜなら、逃げた自分に言い訳をしながら生きるのはもうこりごりだからだ。では、逃げたことともう一度向き合うのか、それとも逃げた先にあったことと向き合うのかということになると思うのだが、私の場合は後者だった。私が色んなことから逃げたのは、いちばん自分が向き合わなければならないことから逃げていたからだと次第に気づくようになった。そのいちばん向き合わなければならないこととは、自分が精神を患っているという事実だった。私は次第にそれと向き合うようになった。自分の持つ障害と向き合い、それを受容した。それには、今も大切に思う方々との出会いがあった。そのことを、これからも大事にして生きていきたいと思う。これまで私は言葉にして言うことはなかったけれど、私は「障害者」として生きていこうと思う。それがどういうことを意味するのか、これから先も考え続けることを含めて。