ちゃらんぽらん日記

日々のあれこれ

倉敷

ふとしたきっかけで、3年前に倉敷へひとり旅をしたことを思い出した。当時はまだ25才、定職に就いていずただただ自分に自信がなくて、手に職をつけたいと考えていた。倉敷へ行ったのもその手がかりを得るためだったのだけど、その旅でその考えを捨て、同時にまず自分で生計を立てられるようになろうと決意したのだった。今思い出すひとつひとつが素敵な旅だった。

若いときはただそれだけで苦しいけど、時が経てば苦さとともに輝きがあったように思い出されるから不思議だ。平凡な人生だけど、こうして一歩一歩進んできたし、これからもそうしていくのだろう。苦しんでいる若い人をあたたかい気持ちでそっと見守れる大人でありたい。