ちゃらんぽらん日記

日々のあれこれ

私が自己啓発本を読むようになった経緯と読んでみての感想

私は20代の頃、自己啓発本を忌み嫌い遠ざけていました。自己啓発本を読む人を鼻で笑うような傾向もある嫌なやつでした。

しかし今、自己啓発本を読むようになってみて、それは浅はかだったなと思っています。

私は10代であった大学生の頃、お金の管理がとても下手で、下手なりに自覚があったので家計簿をつけていました。子どもの頃のお小遣い帳の延長上だと考えてつけていたので、つけること自体は苦ではなかったのですが、ただ記録していただけだったので意味はあまりありませんでした。

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家計簿を本格的につけ始め、家計管理をしっかりすると共にお金の勉強を始めたのは結婚をきっかけだったか、それより少し前だったと思います。家計管理の勉強をするために何冊か本を読みました。中には妊娠・出産をきっかけとして読んだ本もありました。

はじめは家計管理のためだけに勉強していたのですが、だんだん欲が出てきます。投資信託確定拠出年金など資産管理の本も読むようになりました。

一番やさしい! 一番くわしい!  はじめての「投資信託」入門

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はじめての確定拠出年金 (日経文庫)

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資産管理に興味があるわけですから当然インターネットでもそういうブログやサイトを見たりします。そのようなブログではお金に関する本と同時に自己啓発本を紹介していることも多く、というよりもむしろお金に関する本とは自己啓発本のことだったりして、次第に自己啓発本を手に取るようになりました。

お金持ちになった人が貧乏な頃からやっていること

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読んでみると面白いわけです。私は大学時代、文学部に在籍し、世の中のことを分かったような気でいてまったく、本当に世の中どころか自分とその周りのことすら分かっていなかったのですが、そんな状態で明確な根拠もなく自己啓発本を忌み嫌っていました。そんな私を今は馬鹿だなあと思います。

もちろん自己啓発本は胡散臭いものが多いです。しかし、中身を読んでみると意外とまともだったりします。いずれにしろ実用書なのですから、自分が参考にしたいところだけ熟読し、あとは読み流せばいいわけです。こんな気楽で役に立つ読書の仕方もあるのだなと30代になってようやく気づきました。

私はだからと言って自己啓発本を読んだ方がいいですよなどと言うつもりはありません。読みたい人が読みたいときにその人のタイミングで読めばいいわけです。私がそうでしたから。

自己啓発本は読書をしない人のとっかかりとしても使いやすいと思いますが、自己啓発本だけを読んで読書について語る人がもしいたとしたら、私はその人を遠くから見ていたいなあとは思います。

では~。