ちゃらんぽらん日記

日々のあれこれ

2015/12/24~26*32週4~6日 入院

 クリスマスイヴの午後、仕事から帰宅すると腹痛がし始め、嘔吐。下痢がしばらく止まらない。不安に思ってかかりつけの産婦人科に電話すると、入院の準備をして来てくださいとのこと。夫の帰宅を待って病院へ。受診する頃には症状はおさまっていたものの、赤ちゃんの元気が少しないとのことで入院することに。嘔吐と下痢をしていたので感染予防のため個室に通される。散々なイヴになった。

 翌日はクリスマス。私も赤ちゃんも元気だったので今日は退院できるだろう、退院したら夫と2人でケーキとオードブルでお祝いしようと思っていたが、夕方になっても先生が来ない。日中は診察、もう一人の先生も緊急手術中とのこと。看護師さんの「今日の退院は無理でしょうね」の一言に苛立ち悲しくて少し涙する。朝からNST以外特に何もしていない、私も赤ちゃんも元気なのにどうしてという思い。なんだか病院に対する不信感が募ってくる。この病院で産みたくないとまで思った。しかし、6時前に主治医が来てくれ、信頼できる主治医の説明にすぐに不信感は解消された。超音波で赤ちゃんの様子を見る。2000グラムを超えているとのこと。大きくなったなあ。この日は面会時間ぎりぎりまで夫にいてもらった。病院で過ごす一人のクリスマスは寂しかった。それにこの日は満月。クリスマスの満月を夫といっしょに見たかった。

 翌朝NSTをし、問題ないので9時半ごろ退院。外の光がまぶしく思えた。

2015/12/19*31週6日 ステーキはやっぱりミディアムかレアがいい

 両親と夫といっしょにステーキを食べに行った。私はサーロインステーキにしたけど、焼き加減はもちろんウェルダン。夫のレアステーキがうらめしかった。それなりに美味しかったけど、出産を終えたらレアでリベンジしたいと強く思った。

 午後は先週までお世話になっていた産院の母親学級だった。今日も2本DVDを見たのだけど、一本がトコちゃんベルトを出している会社のビデオで、赤ちゃんは丸く抱いたり丸く寝かせるのが良いという内容だった。ちなみにこのビデオはものすごく退屈だった。産後に見たならもっと一生懸命見たかもしれないが、産前の今見てもピンと来なくて見ていてまったく頭に入ってこなかった。話戻って内容についてだが、丸く抱くのは納得がいくとして、丸く寝かせるというのは私には初耳だった。うちには授乳クッションもスリングもないので、丸く寝かせるときのアイテムとしては毛布か何かで代用するしかないが、そこまでして丸く寝かせるべきなのだろうか。恐らく私は平らに寝かされて育ったので、平らに寝かせたってちゃんと育つと思ってしまう。それが初見の私の素朴な感想だった。

 帰宅してネットで調べてみると、どうやら丸く寝かせる派と平らに寝かせる派とで論争があるらしい。ご興味のある方は調べていただくとすぐにどちらの意見もまとめたブログ等が見つかることだろう。内容をまとめることは今回はしないが、それぞれ、専門知識のない私には納得のいくようななんだかピンとこないような根拠があるらしい。調べていて思ったのだが、これって育児に悩むお母さんたちを更に悩ませる以外の効果って何かあるのだろうか。結局はどちらが良いのか科学的な検証が行われているわけでもないっぽいし、お母さんたちはどちらを選んでも選ばなかった選択肢の方が良いのかもしれないという不安を捨てきれないだろう。だったら、無駄に悩む必要はないと私は思う。あまり深く考えずに、私の場合であれば丸く寝かせるためのグッズを持っているわけでもないしいくつも購入して揃える経済的余裕があるわけでもないので、平らに寝かせることを選びたい。いずれにしても、赤ちゃんはちゃんと育つだろう。と私は思うのだが。しかし私だって少しは不安というか疑問ではあるので、お産を行う予定の今週からお世話になっている病院でも尋ねてみようとは思う。

 育児をしていたら、このように何を信じていいか分からないことが多々あることと思うが、そのときは無駄に悩んだり無駄なお金を使ったりするくらいなら、自分と我が子を信じて直感に従いたい。

2015/12/18*31週5日 はじめてのネットスーパー

 産後は無理をしないためにネットスーパーの利用も考えている。そこで今回お試しでネットスーパーを利用してみることにした。特に事前に策を練ることもなく、なんとなく画面を眺めて買い物をしていたのだが、気づくと1時間近くが経過していて、終わってみるとけっこう疲れていた。利用の仕方とネットスーパーの利点などについて簡単に振り返ってみたい。

 まず、普段私は店頭で買い物をするときは、全体を眺めてその日安いものを中心に買い物かごに放り込んでいく。金額としてはだいたい3000円代になる。しかし、ネットスーパーで同じことをしようとするとうまくいかない。なぜなら、ネットスーパーでは買うものをある程度決めてからでなければ、全商品を見ようとすると膨大な時間がかかり、結果としてとても疲れるからだ。おまけに、私は特価ページというものがあることを最初は見落としていた。

 私が利用したネットスーパーは、店頭と同じ価格で売っているものがほとんどだが、店頭に並ぶ一部の特売商品を目指して向かう私のような客にとっては、ネットスーパーで買うより店頭で買った方が安くつくのは確かだ。しかし、カゴに入れたものの金額を調整しながら買い物ができ、最後の会計のときに少し多く買いすぎたと思ったら簡単に削除できるのも良いと私は思った。

 今回ネットスーパーをはじめて利用してみて少し使い方が分かったので次回はもう少し上手に使えるだろう。それでも店頭で実際にものを見て買いたい気持ちがあるし、店頭の方が安くつくので、ネットスーパーの利用は産後のどうしても外出できないときに限られるだろう。

2015/12/16*31週3日 8回目健診(母乳育児について 他)

 今日からお産をする病院に移った。持病でお世話になっている病院だとはいえ、その病院の産婦人科ははじめてだったので、先生がどんな人なのか、雰囲気はどんな感じなのか昨日から不安と緊張でドキドキしていた。しかし、担当してくれた師長さんも先生(女医さん)もとても話しやすく、いっぺんでこの診療科が好きになった。

 まず尿検査を済ませ、次に師長さんに呼ばれて身長・体重を計測し、血圧や腹囲、子宮底長を計測した。体重は9日間で0.2キロの増加。もっと増えてもいいよ~と言われて安心した。その後師長さんから入院についての説明などがあった。入院までに準備するもの、不安はないかなど、丁寧に気さくな感じで話してくれた。いちばん印象に残っているのは、母乳で育てるかどうかを聞いてくれたときのこと。あとで先生とも同じ話をし、先生の対応も素敵だったので記憶がごっちゃになっているけれど、お二人とも言うことは同じだった。私は持病があって服薬しているので赤ちゃんにも薬の成分がいくと心配だからミルクで育てようと思っていると説明すると、母乳育児を押し付けることはせず、お母さんがそう思っているのならそれでいいと思いますということ、今はミルクの成分も良いものがいっぱい入っているので必ずしも母乳じゃないといけないことはないこと、母乳をあげなくとも赤ちゃんとコミュニケーションは取れること等話し、いちばん大切なのは母親が心身ともに落ち着いた状態で赤ちゃんと接してあげられることだからと私の選択を肯定してくれた。

 先生に呼ばれると、軽く問診したあとエコーで赤ちゃんの様子を診てもらった。はじめてだったので長めの時間をかけて丁寧に診てくださった。推定体重は1725g(前の病院では1750gと言われていたが、測る人によって誤差が出るらしい)で順調に元気に育っているとのこと。安心した。赤ちゃんはいつも顔の前に手を持ってきていてエコーで顔を見ることができないのだが、今日もそうで目の位置が確認できたくらいだった。エコーの後は内診だった。内診は何度されても慣れない。冷たい機械が体内に侵入してくるのが怖くて、少し痛みを伴うし、いつも嫌な気持ちになる。早く終わってくれとそればかり考えていた。内診が終わり、また少し先生と話して診察は終わり。師長さんにも先生にもこの人たちになら気兼ねなく不安なことも何でも尋ねられると思った。前の産婦人科で母親学級は受けているけど、この病院でもぜひ受けたいと思う。ここでのお産なら安心して臨めると直感的に思った。受付で出産育児一時金の直接支払制度の手続きをし、病院内のコンビニでお産セットを購入して帰途についた。

 次の健診はクリスマス。さっきからなんだかお腹が張るけれど、次回まで順調に過ごせますように。

2015/12/14*31週1日 ぐずり、ぐずり

 久しぶりに会社に行った。勤務時間を短縮してもらったのだが、お昼に頭痛と吐き気がしだし下腹部も重くなってきて、10時から15時までの4時間ががんばれなくなり、結局13時半で早退する。

 帰宅するとほっとしたのか頭痛も吐き気もおさまったが、今もお腹は張っている。最近恥骨だけでなく尾てい骨辺りまで痛い。夫が帰宅するまで夜ご飯を作ったりインターネットでトコちゃんベルトを購入したりして待つ。トコちゃんベルトが対象商品になるならアマゾンファミリーに入会しようと思ったけど、どうやら対象だったのは数ヶ月の期間限定だったみたい。残念。結局楽天で買う。

 夫と夜ご飯を食べる。今晩の献立は、大根とこぶ、手羽先の煮物、もやしの卵とじ、ニラと納豆のみぞれ汁、白ご飯。食べ終わると、隣室へ行って寝るという夫にぐずりかかってリビングにいてもらい、いっしょに有線大賞を見る。途中で飽きて結局ふたりで隣室へ移動したけれど。

 最近また夫にかまってもらいたくて仕方がない。夫は付き合って数ヶ月の頃から割と同じ空間で別々のことをしているのが幸せだというタイプで、あっさりしている。私は波があるのでそれでいいときと、もっとくっつきたくて甘えたいときがある。最近はそれどころか、夫からそうしてくれることまで望んでしまう。夫婦二人の時間はあとわずかだ、という焦りがあるのか、体がしんどいからついつい甘えたくなるのか。日々、ぐずり、ぐずり。

2015/12/12*30週6日 出産までにしたいことリスト 他

 出産までにしたいことリストを作った。8個のごく平凡なことだけど、紙に書き出すとわくわくしてきた。以下、ご披露。

①大きなお腹の写真を撮る:実は妊娠してからまだ一度も撮っていなかったお腹の写真。今日はじめて撮った。これから毎週とはいかないかもしれないけど、同じ場所でちょくちょく撮っていく予定。そしてマタニティフォトと生まれたときの写真でフォトブックを作るのだ。楽しみ。

②友だちとゆっくり会う:特に子どもが産まれたらなかなかゆっくり話すとはいかないだろうまだ子どものいない友だちとゆっくり同じ時間を過ごしたい。美味しいランチでもいっしょに食べたりうちで寛いだりしながら。

③夫とデートをする:子連れではなかなか行けないところに行く。少し高めのレストラン、おしゃれなカフェ、居酒屋など。今日も行く予定だったけど、一日中外出して疲れたので急遽宅配ピザに変更。そのあといっしょにバラエティを見ていっしょにたくさん笑った。こういうおうちデートもいいな。

④美容室に行く:ボブより少し長いくらいの長さで、黒髪に戻したい。35週くらいに行こうかしら。

⑤ひとりでゆっくり過ごす:産後はそうもいかないだろうから、ひとりの時間を満喫する。ボーっとするのもよし、本を読むのもよし。好きに過ごす。

⑥赤ちゃん用絵本を買って部屋に絵本コーナーを作る:今日本屋さんで見てきた。買わなかったけど、ブルーナの絵本とか、いないいないばあとか、松谷みよこさんの新生児向けの絵本とか、なつかしいものがいっぱいでどれも欲しくなった。

⑦資格取得:これはしたいことというか努力義務というか…。

⑧めがねを新調する:ずっとしたいと思いつつしていないので、これを機に。

 こんな感じかな。出産はまだ少し怖いけど、楽しみが増してきた。

 

 今日は夫と母親学級に参加してきた。出産のビデオを見て、婦長さんに呼吸法などを教えてもらった。ビデオはリアルな局部の映像などがあって、見ながら少し怖くなったけど、婦長さんの話を聞いて助産師さんたちの言うことを聞いて体を委ねれば大丈夫なのかなとも思えた。行ってよかった。来週は産後についての母親学級だ。赤ちゃんの取り扱いについてなど、無知なことが多いので楽しみだ。

2015/12/11*30週5日 ぶつ切り睡眠と冷えについて

 最近、長時間眠れなくなった。2~3時間眠っては覚醒する。昼間もとろとろと5~10分程眠るとすっきり目が覚める。妊娠後期になると、お腹が大きくなるため寝返りのたびに目が覚めたり、トイレが近くなって目が覚めたり、エストロゲンというホルモンの仕業で眠りが浅くなったりするらしい。お産後の授乳による短時間睡眠に向けてだんだん体を慣らしているという話も聞いた。短時間でもすっきり目覚められるのでいいのだが、お腹の赤ちゃんに悪影響はないのか少し心配なので、次回の健診のときに聞いてみよう。

 ふと思い立ち、出産と冷えについて調べる。冷えは様々な悪さをすると言うが、私に響いたのは「難産」の一言だ。避けたい。なるべく良いお産をしたい。そこで、今日から冷え対策をすることにした。まずは何が冷えに繋がるのか調べ、自分の生活を振り返ってみる。すると… 今まで運動どころかストレッチもしていなかったし、冷たい飲み物や糖分は大好きだし、気を抜くと靴下を履かずに過ごしたりしていたし、お風呂はシャワーで済ませていたし、髪は自然乾燥だったし…書いていくと本当に自分が今までいかに冷えやすい生活習慣ばかり持っていたかが分かる。今までは仕事でいっぱいいっぱいでこういうことにじっくり向き合う時間がなかったのかもしれない。勤務時間を短縮することで余裕ができて、結果よいお産につなげられるといい。あした母親学級のあとに毛糸の手袋と貼るカイロを買いに行こう。お風呂はなるべく湯船に使って、どうしてもシャワーのときは足湯をしよう。腹巻と靴下は必須で、できればレッグウォーマーやアームウォーマーもしよう。運動は軽い散歩とストレッチから取り入れよう。少しずつ、少しずつ。良いお産につながりますように。