私は人生の中である一時期、色んなことから逃げていた。その時期があるから、これから先逃げるということはしたくないと思っている。なぜなら、逃げた自分に言い訳をしながら生きるのはもうこりごりだからだ。では、逃げたことともう一度向き合うのか、それ…
実際にあったことなのかはたまた夢や妄想の名残なのか、ずっと曖昧だった記憶がある。誰かに確かめるのも怖くて、時々思い出してはもやもやしていた。ふとしたきっかけがあって、それを確かめてしまった。それは、いじめられた記憶だ。曖昧で確実なことが何…
私たち夫婦の間でしばしば議題になることがある。それは、誰かの意見が絶対的に正しいことはあり得ないということ。私がそれを主張し、夫がそれに反論する。この間は「じゃあギャンブルをしたらいけないっていう私たちのルールも正しいとは限らないのか」と…
西松屋に離乳食準備に行ってきたが、買うものをリストアップして行ったにも関わらず、どれを買ったらよいか分からず、何も買わずに帰宅した。 ネットで調べたり友人ママに聞いてAmazonで買ったのは結局次の3点。マグ、キッチンばさみ(分解できるもの)、歯…
あるコミュニティに属する全員を満遍なく知ることはむつかしいしそうする必要はまったく無くて、自分が興味のある人に的を絞ったらいいのだと気づいたら気が楽になったしそのコミュニティで活動するのがより楽しみになった。
息子が最近あまりミルクを飲まない気がする。うちは完全ミルク育児で、一日の哺乳量を毎日育児日記に記録している。昨日は570mlだった。これは少ない。少し焦った。そこで落ち着いて、本当に最近ミルクを飲まないようになったのか、数値化して考えてみること…
『十五歳の残像』という本を読んでいて、十五歳の自分はどんなだったか思い出してみると、していることも考えていることもまったくかっこ悪くて、はじめは少し恥ずかしくなった。でも考えてみれば、恐らく、かっこ悪いから本を読んでいるのだと思う。 どうい…
私は「食」を大事にしたい。だから夕食はいつもなるべく手作りしたいし、調味料は質のいいものを使いたい。食事のときは家族で会話しながらゆっくり味わいたい。夫にもそうしてほしいと思っている。今はこたつ机で角を挟み45度の角度で向き合い、二人ともテ…
私はこのブログを書くことによって何かを表現していることになるのだけど、最近ある本を読んで、表現とは言葉によるものに限らない、ということを少し考えていた。もちろん音楽やダンス、演劇も表現だし、日常の中で自分が発する言葉、着るもの、化粧、たた…
育児中の母親は孤独感を抱える人が多いと言う。日々を子どもと家庭で過ごすことで、社会から必要とされていないような疎外感を感じると言う。誰よりも自分を必要としてくれる人が目の前にいるのに、孤独感という沼にはまってしまう。先日放送されたNHKス…
もう亡くなってしまった人と存命の人、それぞれ有名人で誰に会ってみたいか夫と話した。夫は織田信長、武豊、羽生善治で、私は川上弘美、夏目雅子、幸田文。完全に思い付きだけど。
私は今の会社に、まず第一に経済的に自立するため、そして自分に自信をつけるために入社した。入社して2年が経った。現在、それらの目的はほぼ達成された。私は悩んだ。次のステップへ進む時期ではないのか。悩む中で、本を読んだり、人の話を聞いて、考え…
今日は自分がいま行っている仕事について改めて考えてみた。人の役に立つことや考えることはいまの仕事ではできないのか。再度考えてみると、小さなことではあるものの、それなりに人と交わりながら誰かのために仕事をしているのだし、考えながら仕事をでき…
ここ2週間ほどずっと、仕事について考え続けている。私にとって仕事とは何か。私がやりたいことは何か。簡単に答えは出ない。でも何となく掴めてきたことは、私はもっと仕事を通して人の役に立ちたい、そのことを通して喜びを得たいと思っているということ…
よく、育児は大変だ、と言う。辛い、という声さえ聞く。しかし私は、育児そのものが大変なことはあまりない。第一に夫がとても協力的であるし、以前書いたように産後すぐにマタニティブルーになったことをきっかけに多方面からサポートを受けられているから…
<とりあえず一冊> エッセイ 芥川賞作家が贈る妊娠・出産・育児エッセイ。読んだときは「最高の一冊に出会った!」と思った。当時まだ妊娠中だった私は、著者の妊娠期間のハードさを傍観者が眺めるようにして読み、出産と育児のハードさに怯えたものだった…
今回の地震が発生して以来、私は自分と身内を守ることばかり考えていた。私には決定的に自分と家族や友人といった身内より外側にいる人たちのことを真剣に考えることが欠けているのではないか。いつもいつも自分が自分がばかりだから、私は立ち止まっている…
向上心を持つことは時に良い方向に作用し、時に悪い方向に作用する。 私の人生を振り返ってみたときに、向上心があることで悪い方向へと向かったのは、向上心を持つ人たちばかりの集団の中で、他人と比較することでしか自分を捉えようとしなかったときだった…
育児で頭が煮詰まり、息子を夫に預けて家を飛び出し、近所に新しく出来たコーヒー屋へ行ってきた。温かいコーヒーをいただきながら、少しずつ紙に書き出して頭の中を整理する。いちばん大事なことは、あっさりと分かった。ついでだから少しゆっくりと考え事…
息子は割と寝てくれるし、家事は夫がほとんどしてくれるので、息子が寝ている時間はてもちぶさただ。明日からその時間は、普段行き届かないようなところを掃除したり、リビングをはいはい期に対応できる部屋に変えることに費やすことにした。もちろん気が向…
結婚はすごく勉強になる。もともと他人同士の二人が協力して居心地よく暮らそうと努力するのだもの。異文化交流そのものだ。結婚とはいいものだ。今、心からそう思う。
以前お世話になった陶芸家さんの工房へ久しぶりにお邪魔してきた。薪ストーブが暖かく燃える側で3匹の猫たちが暖を取っていて、ゆったりとした時間が流れていた。陶芸家さんもそのお母さまも相変わらず素敵な方たちで、居心地が良くつい長居をしてしまった…
目が覚めると少し経って胎動が始まった。胎児とほぼ同じタイミングで目が覚めたのかなと嬉しくなる。「おはよう」と腹をなでながら話しかけてみる。最近になってようやく胎動の愛しさが分かるようになった。他の妊婦の影響で腹の胎児に話しかけるようになっ…
人が人と縁を切るというのはどだい無理な話で、「縁が切れた」と思っているのは思い上がりであり、実際には関係性が変化して続いているに過ぎない。物理的に会わなくなって会話がなくなったとしても、一度関係を結んだ以上、精神的な対話というのは可能であ…
クリスマスイヴの午後、仕事から帰宅すると腹痛がし始め、嘔吐。下痢がしばらく止まらない。不安に思ってかかりつけの産婦人科に電話すると、入院の準備をして来てくださいとのこと。夫の帰宅を待って病院へ。受診する頃には症状はおさまっていたものの、赤…
両親と夫といっしょにステーキを食べに行った。私はサーロインステーキにしたけど、焼き加減はもちろんウェルダン。夫のレアステーキがうらめしかった。それなりに美味しかったけど、出産を終えたらレアでリベンジしたいと強く思った。 午後は先週までお世話…
産後は無理をしないためにネットスーパーの利用も考えている。そこで今回お試しでネットスーパーを利用してみることにした。特に事前に策を練ることもなく、なんとなく画面を眺めて買い物をしていたのだが、気づくと1時間近くが経過していて、終わってみる…
今日からお産をする病院に移った。持病でお世話になっている病院だとはいえ、その病院の産婦人科ははじめてだったので、先生がどんな人なのか、雰囲気はどんな感じなのか昨日から不安と緊張でドキドキしていた。しかし、担当してくれた師長さんも先生(女医…
久しぶりに会社に行った。勤務時間を短縮してもらったのだが、お昼に頭痛と吐き気がしだし下腹部も重くなってきて、10時から15時までの4時間ががんばれなくなり、結局13時半で早退する。 帰宅するとほっとしたのか頭痛も吐き気もおさまったが、今もお腹は張…
出産までにしたいことリストを作った。8個のごく平凡なことだけど、紙に書き出すとわくわくしてきた。以下、ご披露。 ①大きなお腹の写真を撮る:実は妊娠してからまだ一度も撮っていなかったお腹の写真。今日はじめて撮った。これから毎週とはいかないかも…